１年半〜２年に１度開催する発表会
　進歩を感じ取れる１年半〜２年の間に開催しています。ピアニッシモコンサートは、演奏して楽しむだけでなく、「見せること」を意識して企画しています。ソロ演奏（独奏）では、クラシックを中心にいろいろな時代の様々なスタイルの曲を盛り込み、アンサンブル演奏では、誰もが聴いたことのある馴染み深い選曲を心がけ、来て頂いたお客様に楽しんで頂けるよう毎回工夫を凝らしています。

名器に触れるチャンス！
　４００席ほどある小ホールで行っています。このホールには、1828年に音楽の都ウィーンで生まれたベーゼンドルファーというフルコンサートグランドピアノが設置されています。ベーゼンドルファーは、とても柔らかい音色を持つグランドピアノで、他ではなかなか演奏することのできないピアノです。素晴らしいピアノで演奏できることも楽しみのひとつです。

発表会でレベルアップ！
　発表会は、日頃の練習の成果を試せる機会ですが、飛躍的にレベルアップをする絶好のチャンスでもあります。時間をかけて仕上げるので、普段の練習ではなかなか弾けないような大曲やテクニックの難しい曲にチャレンジすることができます。練習を重ねることで、難曲も次第にこなせるようになり、深みのある表現で完成度の高い演奏ができます。

発表会後は、楽に弾ける！？
　普段より難しい曲に集中して取り組んだ後は、いつもの教材が簡単に感じてしまうことがあります。難しくて長い曲に取り組むうちに、読譜力がついていくのです。このチャンスを逃さず努力をすると、面白いほど教材が進みます。「集中して取り組む」・「目的がある」ということは、大きな力を発揮するのです。

拍手が快感に！
　人前で演奏するというのは、大きな緊張を生じます。普段の生活では、到底味うことのない大きな緊張感です。しかし、大舞台で満足のいく演奏をし、大きな拍手をもらえたとき、緊張感は大きな感動に変わります。「音楽で自分を表現する喜び」。努力をした者だけが、手にすることのできる宝物です。

アンサンブル効果
　ピアニッシモコンサートでは、ソロ演奏以外にアンサンブル演奏にも積極的に取り組んでいます。
　キーボード６台、電子ピアノ１台、シンバル等小物打楽器を使って、「映画音楽」や、「CM曲」、「ジャズ」など、さまざまなジャンルの曲を演奏します。

　アンサンブル演奏では、ソロ演奏では味わえない、『音楽を通した仲間との一体感」『音楽を共有する喜び」を感じることができます。出演者からは、『アンサンブルが楽しかった！」という感想が必ず寄せられます。
　また、１人でコツコツと努力を続けなければならないピアノにとって、同じ仲間を得ることは大きな励みとなり、次の目標につながる役割も果たしてくれるのです。特に幼い生徒にとっては、人と合わせるということで協調性が身につき、年齢を越えた交流も芽生えます。

音楽的価値
　ピアノは、単旋律（単一のメロディー）を奏する弦楽器や管楽器と違い、メロディー・伴奏・内声部（ハモリ音等）等、１０本の指をフルに使いたくさんの旋律を演奏しなければなりません。アンサンブルは、いろいろな楽器の音色を味わえると共に、旋律の役割や音の強弱を学ぶ格好の機会です。ピアノを練習するだけでは得られない貴重な価値ある体験となります。

アットホームなコンサート
　ピアニッシモコンサートの合間に開催している小さなコンサートです。ピアニッシモコンサートよりも小さな会場で行うため、家族とごく親しい親戚や友人を招いて開きます。司会も舞台準備も出演者が役割分担します。演奏するのは、「普段練習している教材からのソロ演奏」と「小さなアンサンブル演奏」です。

みんなで音楽を楽しもう！
　生徒のご家族・親戚の方々にもアンサンブル参加していただいています。アコースティックギターや、エレキギター、小物打楽器で参加したお父さん、片手中心のキーボードで参加したお母さん、他の教室でエレクトーンを習ってる従妹など、みなさんの熱演のおかげで大いに盛り上がります。

ミニだから安心！
　大人の生徒さんで、「大きな発表会はちょっと…」という方も、ミニコンサートなら気軽に参加できます。誰かに聴かせるために演奏するというのは、とても気持ちのいいものです。ほどよい緊張感を味わい、音楽の楽しさが増すはずです。